貧乏でインドアなお気楽ライフ

薄給会社員が綴る雑記ブログです

映画「X-MEN:ダーク・フェニックス」

あらすじ

宇宙で事故に遭ったクルーを救うようにと大統領から要請を受けたチャールズは、直ちにX-MENを出動させる。しかしそこでジーンは謎のフレアを浴びてしまい、力が増幅。それはジーンのダークな面を覚醒させX-MENと対立することになるのだが・・・

感想(ネタバレ含みます)

もうね、どう考えてもチャールズが悪い。いつからこんなに権力に擦り寄って、表舞台で目立とうとするようになっていたのやら。

ミュータントたちが安全に暮らせるようにという気持ちはわからなくはないけれど、そのためにX-MENを危険にさらしていいって理由にはならないよね。こうして書いているだけでまたチャールズへの怒りが沸々と湧き上がってきた。

自制することができず騒ぎを起こしたのはジーンだけれど、全ての原因を作ったのは間違いなくチャールズ。はっきり言ってええ格好したかっただけでリーダー失格だと思うな。

一方でエリックは、仲間たちと隔絶された場所で静かな生活を選んでいたのよね。それなのにジーンがダークになったせいでぶち壊し。

そしてダークな面が現れたジーンだったけれど、正直言って一番ダークだったのは、宣伝用の映像だと思う。ああいう風に切り取ると凄くダークな雰囲気。

だけど本編ではダークに堕ちきってはいないのよね。レイブンを殺しちゃったし破壊行為もしたけれど、それでもダークというよりも動揺して救いを求めてる印象の方が強い。事実救いを求めていたしね。

それを利用しようとしたのが、地球侵略を目論む悪い地球外生命体の種族。ジーンに取り込まれた力を奪おうと彼女に近付くんだな。

こうしてストーリーはどんどんと進んでいくんだけれど、なんでだか盛り上がりにかけるのよね。そして私的にはいよいよ盛り上がってきたぞ、ってところでクライマックスだった。本当にこれで終わりなの?ってところがクライマックスだった。

それから最後、カフェテラスにいるチャールズの元へエリックがチェスを持って現れたんだけれど、それを観てまたチャールズへの怒りが(▼皿▼メ)ノ

エリックに大事にされているチャールズを観て、またなんだかムカついたのであった。それはエリックを演じるのがマイケル・ファスベンダーだからっていうのも大いに関係あるのだが・・・

監 督:サイモン・キンバーグ
出演者:ソフィー・ターナー ジェームズ・マカヴォイ マイケル・ファスベンダー ジェニファー・ローレンス ニコラス・ホルト